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小さなものづくりの記録 vol.1
ちいさなもの作りの裏側と感じる気持ちを毎回少しずつ。
「深夜と朝方の製作の違い、愛を向ける場所」
次男を産んでから、年々夜に作業ができなくなってきている。
私が横にいないとセンサーが作動し起きてくる次男5歳のこともあるけれど、
しっかり睡眠を取らないと
長男10歳のテニスのサポートや次男の公園に付き合う体力が厳しくなってきている。
(トレーニング、もっと頑張らなくては…。とほほ)
思考も身体も昼間の方がポジティブで効率が良いので、とにかく昼に時間を作り出すことに注力する。
今一緒に製作をしてくれているえりちゃんは、深夜にこれどう?と製作途中の様子を写真に送ってくれることが多い。
それをみて、翌朝返すやりとりも多く
タイムラグに申し訳なく思い体調も心配であった。
「作ってる時間がハッピーだから。
可愛いパーツに囲まれていると幸せだからだいじょうぶだよー。」と
私はフォローしてもらいながら、
彼女の生き生きしてる姿を見ていると
共感するし私も頑張ろう、と思う。
好きの原動力、好きという気持ちの心の置き場所はめちゃくちゃ大事だなと思う。
それを思い出せないほど埋もれさせてしまうことの方が、今の日常は簡単だなと感じるから。
好きの気持ちと行動する時間。
どの顔でもないただの自分、のために使える時間は選ばないともう訪れないし、
掴み取らないと簡単に流れて行ってしまう。
掴み取ると表現してもあながち
そのなんだか勢いを含むその言葉が間違ってはいないと感じるくらい、日常はすごいスピード感。
そして365日お弁当を作ってる彼女を知ってるから、きっとそんな翌朝も早くからキッチンに向かっているんだろうなと思うと
愛だ、なんだか、愛が溢れているなぁと思う。
子供に注ぐ愛、忘れてしまいがちな自分に向ける愛。
自分に向ける愛、に子供が生まれてから罪悪感を持っていたこともあった。
でも、ある時ふと思った。
子供には自分のことを大切にと話し、自分自身を大好きでいてくれることが私はただひとつの願いなのに、私はどうなんだろう?と。
「母親とはこうあるべき、するべき」の様々な事に疑問を持ち始めたのもこのあたりからだったように思う。
現状において、
やらなければいけないこととやりたいことを日々天秤にかけていて、やりたいことを選んで、夕方の疲労感が増してしまい選択を間違えたな、という日が私はたくさんある。
いい加減、「良い加減」を見つけたいけれど
子供も「にんげん」なので毎日機嫌や気分が違う。
だからしばらくはこんな感じなのだろうと思う。
今日は朝起きてから寝かしつけまで割とスムーズだったな、という日もあれば事件だらけやん…な日もある。
パーフェクトは、難しい。
それでも「夕方まで程よく元気」を
諦めることなく、たまに手を伸ばして
自分の内側を満たしてあげたいなと限られた時間を想っている。
「〜してあげてる」と思いながら育児をしたくない。
全部、自分がやりたいからやっている、がやっぱり理想的で心が濁らない。
何度もそうやって行ったりきたりしているため、笑われたり呆れられたり、母親なんだからという言葉を受けたらそれなりにへこんだり
、を繰り返している。
子供との今だけしかない時間、というものをよく考えるし、周りの大人からも言われるけれども今の年齢の自分が今だけなのも、事実だと思う。
今の自分が何をやりたくて、どんなことを考えているか
フィルターなしにまずは自分は自分の気持ちを聞いてあげたい。
実現は先かもしれないし、今すぐにでも叶うことかもしれない。
やりたいことが子供や家族のことかもしれない。
それならそれで、
主語が「I」(アイ)ならok!ということにして。