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花粉と肌荒れ
花粉、始まりましたね。
花粉による肌荒れは3種類あるなと考えています。
①花粉や春特有の埃や日差しによるもの
②内側のアンバランス
(急激な気温の変化、頭痛、新生活による
ホルモンバランスの乱れ。
東洋医学的には花粉症は水毒と呼ばれ、体内の水分バランスが崩れて停滞している状態を指します。)
③マスクと肌の摩擦による肌荒れ
です。
今日は三番目の摩擦による肌荒れについて。
コロナウィルスの影響も相まり、毎日マスクを付けることも多いと思います。
私は花粉症なので毎年この時期の
マスクの摩擦による肌荒れは悩みでした。
すぐにできる毎日の対処としておススメは
目の下、頬のあたりのマスクが当たる部分に
バームを塗ってこまめに保護すること。
バームや軟膏、ワセリンの様な固めのテクスチャーが良いのはクッションの役割を果たしてくれるため。
浸透系の乳液より、バリア的な役割を担ってくれる固めのバームをおススメしています。
肌にそのまま届けられるので防腐剤ゼロ、植物成分100%が好きな私はバームを作っていますが
これはベースオイルとシアバターやミツロウ、精油の組み合わせが基本です。
ベースオイルにも様々な特徴や効能がありますが、
傷の補修や鎮静向けのバームは、
カレンデュラオイルをベースにしています。
そのベースに季節によって、症状やその時良い香りだ!と思う気分に合わせた精油を入れていますが
花粉が本格的に飛散してくるこの時期は
カレンデュラオイルに
ユーカリやミント、ラヴィンサラを追加しています。
皮膚の保護にはラベンダーやカモミール・ローマンもおススメです。
カレンデュラオイルはマリーゴールドの花をオイルに浸し、成分を浸出させたものですが
「皮膚のガードマン」とも呼ばれ、
傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復し保護してくれます。
さらりとしていて、なじみも良く
赤ちゃんのベビーマッサージにも使えるくらい安心なのでバームにして子供も一緒に使っています。
ベースにするオイルも精油にも様々な特徴や効能があります。
季節や用途に合わせて選ぶことで、
使いやすく心地よく、効果も感じられる
物になります。
まずは固めのテクスチャーで保湿保護、
試してみてくださいね。