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本を読む
この雑誌自体が一冊の本のよう。
大好きkunel_magazine の本特集(1月号)。
「私の人生を変えた本」というタイトルで本好き81名が出会った運命の194冊をエピソードと共に紹介している。
それぞれの本の紹介文に引き込まれて、
何往復もしながら一冊、また一冊…と本を買っている冬。
毎回本当に良い雑誌だなぁと思う。
ホルモンバランスを整えるセルフケアというクラスを今年はさせて頂いており
ホルモンバランスと腸との関係性は体感→科学的根拠を行ったりきたりしてきて、
酵素シロップをツールに後半戦は進めていました。
脳は、ホルモンの司令塔なので必ず学んでいくと登場するものの脳科学だけに特化した本は、あまり手に取ったことがありませんでした。
俳優木村多江さんの紹介文が素敵で
手に取ってみたこの本(脳にいいことだけをやりなさい)によると
思考は、本来マイナス思考にいくように作られているのが人間の自然な回路。
危険に侵されながら狩猟をし、命を繋いできた人類本来の脳回路。
プラスの方向にスイッチしていくことは意志により可能で、
そのプロセスの話などをデータやさまざまなエピソードを元に科学的に説明してあります。
悲観は気分、楽観は意志とはよく言ったもの。(確か哲学者アラン)
あ〜、やっぱりそうなんだぁ!
あるある、そんなこと。と脳科学が身近に。
大人になるに連れて、落ち込んだ時はこうしよう、疲れている時はああしようと
引き出しやバリエーションは増えていくもの。
これ自体素晴らしいし見つけるまでに右往左往しその引き出しに何度も助けられているけれど、
切り替えが上手になっていくことに比例する様にその一連の流れのあとにやってくる
疲労度合いも上がっていっているのを近年は感じているところでした。
加齢ゆえの体と心の自然な体力の衰えもあると思うのですが、
受け止めリリースするだけでなく
起きた物事に対するそもそもの捉え方も少しテコ入れしてみたらどうだろう?と。
切り替えスイッチも弱→強より、
中→強の方が疲れにくいのではと。
今年コーチングを学ぶことで自分の感じ方や考え方の癖を感じたことも大きいです。
ありのままを受け止めることも、良い方向に自分を導いてあげることも自分に両方してあげられたら。
意外と後者はスキルなんだなと感じています。
「よみぐすり」という本は今年一番気に入り、読むたびにもっとシンプルでいいんだよなって元気になる本。
(ちょっと説明を引用。
2012年より、自身の携帯電話の番号090-8106-4666を公開し、「いのっちの電話」として、現在も年間平均1万人を超える「死にたい人」の話を聞き続けている。
そんな著者が、死にたい人からの電話を受けた後、たびたびTwitterで記してきた、そして今も毎日書きまくっている、言葉たち。「死にたい」に代わる言葉を探す一連の運動の軌跡を厳選した言葉集。(出版社より)
命の話、でもあるのですが素直でげらげら笑ってしまう箇所もあり長男も著書の坂口恭平さんに
この人に会ってみたいな、すげーおとながいる。おとなってなんだ?
と言ってます。
大人ってなんだ?っていいね〜と思いながら横で痺れる私。その感想、好きだ。
「腸が喜ぶ料理」は、
安定した肌は安定した心からで、体の健康はお肌の健康なんだなと思う料理本。
「生きるための料理」という本も良かったです。
私が惹かれる美しい人は、山で暮らし食べるもの、身につけるもの、肌や髪につけるものを自分で作っている共通点を断捨離で本を整理しながら発見。
山に惹かれているのはそんな理由からだったのかな、もしや?などと深層心理をぐるぐる考えました。
この著書の方もスーパーお肌が綺麗です。
どんなに外側をケアしても、維持しようと毎日様子を見てあげるのは自分の心と脳から動く身体。
選ぶ本や学びは、心と体とお肌の関係性に全部繋がっている様な。
本棚を見ると、その人の空気を感じられて嬉しくなりますが見られるのはとても恥ずかしいのは私だけかしら。