Holistic Treatment Salon Riziere

Riziere is an all-hand beauty salon.
My theme is to encourage home care and nurture hands
that you can care for yourself.

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LIGHT HOUSE

 

今年の初め頃にコロナになりベッドの上で長い時間を過ごしたことで、

十数年ぶりにエンタメの楽しさに触れました。

テレビを見る習慣がついたことは変化のように思います。

 

最近見た、

LIGHT HOUSEという

星野源さんとオードリー若林さんの

Netflixの対談番組は繰り返し車内でも聴いてしまうほど気に入ってしまったためこちらに書き留めておこうと思います。

 

日々、いかに「こうあるべき」や

「こうありたい」という自意識で自分を縛っているのか知るのだけれど

毎回対談を元に、源さんが曲にしていく様を見ていると

 

そういった葛藤や息苦しさみたいなものこそが

琴線に触れ、歌詞になり心をなぞるものになるのかなと

 

つよい言葉がとても新鮮でありのままでとても気持ちが良く。

 

息子は車でそれらの曲を聞いていて、これ悪口じゃん?って話していましたが。(笑)最高だ。

 

子育てを通してたくさん手放したつもりのそれらも、日々訪れる悩みや葛藤の根底には

気がつかないほどナチュラルに蔓延っていて。

 

だんだん解放していくうちに、

他人からの言葉にも多く潜んでいることに気がついて。

そうしたら

他人の感想を深く自分に持ち込んで悩むことが減り、生きやすくなりました。

 

息子たちが昨今なにかとオチにしていた、

 

「それってあなたの感想ですよね?」by ヒロユキさん

 

を耳にしながら

大抵のことがそうなのではないか、と思ったりしています。

 

自分が素直な気持ちでどうしたいかをより深く考えるようになったことで生きやすくなったけれど、

孤独で

それでも、

そんなくだらないものを持ちながら

生きていってもよいのだとライトハウスを見るうちに楽になれました。

 

自由は孤独。

 

若林さんが

誰も傷つけないMCでいたいと口に出す場面もその言葉がしっくりきて

それを口に出すまでの

孤独や葛藤や苦しみや諦めや、勇気にも心をギュッと掴まれました。

少しずつ若林さんの心を解放していく源さんの本音の直球は、

お互いの信頼がそこにないとできない会話。

 

若林さん同様に私もドッキリ番組は苦手で

運動音痴芸人の企画等も苦手なのだけれど

その自分の感受性を芸人である若林さんが受け入れる意味は私とは違う。

 

正解はないと言いながらどこかに正解がある、みたいな

そういう世界はもう生きづらくて

孤独だけれど

孤独だよねって何年かに一度くらい頷きあえて

家族がいたらそれで良いなと思ったこの頃。

 

(最近、初めましての方と会話3ターンくらいで

感じている孤独の種類がぴたりと合った瞬間があって、感動して今年一癒されたので一緒にいる時間の長さには比例しないしこういったエンタメを経由した共有もありらしいということが分かった)

 

今年は、日常がドラマティックでずっと目撃者になったまま。

仕事の中の日常、ではなく

日常の中の仕事、の毎日です。

こうやって書くことで、目撃者からより俯瞰した場所に行けるかなと年の終わりに書いてみています。

以前より、時間の長さに関わらず過ごし方の満足度が上がり楽しみや幸せが日常に根付いた1年を感じています。