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深夜のパフェ
深夜のヨーグルトパフェ。
今までにも何度も注文しているそのパフェが、
なぜかとても堂々と大きく見えて(深夜のせいだから?)
ほどほどな大きさだよ〜と注文前に紹介した自分が恥ずかしくなってしまい、私は謝りながら最終的に2人で大笑い。
急な誘いにも関わらず、
息抜きに付き合ってくれた友達。
人生で最も多忙な一年はあと1ヶ月と少しで終わろうとしている。
いつもありのままでそこにいるから、一緒にいてとても居心地が良い彼女。
自分を過信しすぎず卑下もせず。
感情的になり過ぎず、大事なことは手放さず。
時計の振り子をイメージするならば、
自分の評価がどちらにも「振りすぎない」から
ぐらぐらせず真ん中にすっと立っている感じ。
これ、母親になると本当に至難の業だと私は思っているのでとても尊敬している。
人は自分の見たいように物事を見る。
あの子ってこうだよねって、たまに女同士の会話で耳にするけれど
本当は存在しない視点なんじゃないかなと思っていて
どこかに自分の願望が必ず混じっていると
会話を聞いていて思ったことがある。
あの子ってこうだよね。
という
「個人の視点によるジャッジ」は
口にする人間の
こうあってほしい、こうあるべきだよね
から起因していて、
そしてそれはそのまま口にしている本人にも
向けられているんじゃないかなと感じる。
相手に求めるものが多くなると、自分の首も絞めてしまうのはそういうことなのだと妙に納得した。
他人の視点ジャッジをそのまま自分の視点にしてしまい行動に移してしまう人間の多さや、
群集心理に恐怖を覚えるばかりの近年。
「あの子」の何を知っているのだろう。
「わたし」の何をあなたは知っているのだろう。
「少ない」情報から何を、どうやって判断しているのだろう?
その情報は、確かなもの?
それは本来、全てがとても時間のかかることなのではないかと思う。
自分のことくらいは冒頭の彼女のように、評価ではなく理解をしてあげたい。
卑下し過ぎず、過信もし過ぎず。
それは自分だけでなく、穏やかな波がゆっくりと伝わっていくように周りの人間も居心地が良くなることなのだと教えてもらったから。