- COLUMN
- 日々のこと
今のこと
恐らく同じ年頃の子を持つお母さん達は今、
皆同じ様な状況だと私は思っている。
愚痴でも大変だと誇張したい訳でもなく、
誰かの何かの
想像力や思いやりに繋がったら良いなと思うので少し書いてみようと思う。
現在、小3と年小の二人の我が子たち。
緊急事態宣言解除後、学校が緩やかに始まり
兄の方は小学校の連絡メールは少し落ち着いてきた。
以前は1週間に数回対応を巡り連絡が来る日々だった。
学校が再開された今、頻度は減ったけれど
第二波を見据えたオンライン環境の調査や、
日々先生方が今後の天候や子供達の様子を見て改善したり先を見据えた細かな方針チェンジがあったりと
それらがメールや手紙で日々お知らせされてくる。
登校日や行事や、マスクの着脱のタイミング、分散登校などのシステムや持ち物の内容の変更は割と度々あるため書き留めたものを書き直したり変更された予定に対応できるように、また第二波も懸念し予定はあまり入れない。
入れたら対応しきれるのかも不安である。
自粛中の宿題は小三の息子に一人任せてやらせておく、という訳にはいかない量と内容で
最初に仕分けをして本人にやらせてみたものの、
問題の問われ方やまだ習っていない分野、
当たり前だけれど学校が教える予定の分が
宿題として出ているため結局つきっきりに。
息子が通う公立小でもオンライン授業に向けての家庭環境の調査が学校再開後に来たが、
緊急事態宣言中に実際に調べてみたり、
期間限定の無料オンライン学習アプリを一緒に学んでみたり、
私立で今回導入された事例を見てみても小学生は家庭での監督が必須だなと確信している。
それに親子共に慣れる時間、子供にとって心身ともにスタンダードのレベルに達するまでにかかる時間はしっかり予定に入れておかなければならない。
うーん、どのくらいかかるんだろう?
年小さんの弟は全てのスタートが2ヶ月遅れ。
しばらく午前保育の早帰り。
これから第二波がきたら?
給食はいつ始まるのか?
コロナの状況を見て、としか言えないと思う。先行き不透明。
預かり保育はあるけれど
預け先がどこにしろ預けることに関して様々なことが頭を巡り葛藤し躊躇する。
さて、仕事、どうしよう。
ママ同士、
学校が再開したから私たち楽になったよね
というよくある長い休み明けの共通の開放感はどこにもない。
ただ短時間交わす他人との会話に、学校再開後は癒されてるよね、とよく話している。
なかなか仕事でも趣味でも一人の時間をのびのび過ごすことは、
精神的にも物理的にもしばらく母親は(母親だけではないと思うけれど、一人には自分の意思だけでなかなかなれないという点、周りの協力が必要な点で)
特に難しく少なくなってくるかもしれない。
割と長い期間。
子供達も学校が始まったとはいえ、
対面式ではない給食や横並びではない登下校、いつも通りではなく変化していく様子についていくのが大変そう。
私を作る子供達と、仕事とそのバランスは
簡単には決められそうにない。
私がこの場所から今できることは現状を書いてみること、
とりあえず、まずそれぞれの生活様式や
現状を「知る」ことを第一歩にしたらどうかなと思い、書いてみた。
「知る」ことは、とても大切だなと最近の悲しいニュースを見ていても感じる。
正しく「知る」ことは、意外と大変で能動的なことだと思う。
一方的に情報を知らされるのではなく
見たものやそれらで判断するのではなく、
「知る」という言葉は理解しようとする
もう少し踏み込んだものの様に感じる。
人の気持ちも置かれている状況も真まで「理解」することはできないけれど、
「知ろうとすること」は誰にでもできる。
最近は、それを言葉にしてみるということの大切さも感じた。
stayhome中、子供達とコロナの情報について語り合うことは私にとっても学びあることだった。
心が疲れてくると、思いやりも想像力も
欠けてしまうから。
まずは正しく知ること、のために
知ろうとする姿勢でいつもいたいなと思う。
写真は、心の疲れを癒してくれる石鹸作りの一部。