- COLUMN
- 日々のこと
学んで向き合って考えて、伝える
腰を据えて考えたいなと後回しになっていたこと。
様々なタイミングが揃ってきて、
いよいよ向き合わなければと本を探し読んでいます。
そして既に、もう少し早く読んでおけば良かったなと感じています。
ネットでなんでも調べられるけど、
一冊読んでみるって大事だと思っていて。
体系的なこと、その人自身の意見を総体的にまず取り込んでみることが大事な分野ってあると思っていて
専門家の意見も、ジェンダーや立場で違ったりするのでレビューを読んだり著者の方の別媒体のインタビューを読んでみたりしながら本を選んでいます。
文章ってテクニックもあると思うので、生の言葉やテンポが分かるインタビューやラジオなどが、個人的には著者を知ることができ
参考になっています。
自分なりの答えや
子供にこう伝えていきたいな
に私は辿り着けるのでしょうか。
日々様々な刷り込み、呪いを感じるけれど
性教育は最も感じる分野かも。
なぜなら、どうやって伝えたら良いかさえ浮かんでこなかったから。
仕事柄月経をとても大切に考えているので、
そこに関してはずっと前から話をしています。
毎月説明する機会もあるのでとても良いのですが、
月齢によって理解度が異なるので
伝え方も変えながら、でまだまだ道半ばです。
夫も全然知らないので男3人まとめて、で正直なかなか大変。
いや、「まとめて」できないのが大変。
言葉もタイミングも選ばなければなりません。
でも、無理もなくて本にも書いてありましたが学ぶ機会が一番大切な時期にないのです。
本を読み、
日本の文部科学省が制定した学習指導要領でスルーされている現状に、国の方針だったのか…と目から鱗。
息子の発達に関することで海外の教育環境を調べていた頃、北欧の理想的な教育に出会いたまたま書かれていた性教育のあまりのナチュラルさに愕然としたのですが、
その時に、もっと日本のことを調べれば良かったなぁと思いました。
まずは恥ずかしさの元を辿り、
私は女性なので
例えば息子からの質問には質問に対して女性として感じる素直な気持ちや、
心の動きを繊細に感じ取ることから始めようかなと思いました。
それすらも何かに蓋をされてよくわからなくなっている様に思い、意識して感じ取る様にしたらもう、本当に違和感だらけ。笑
聞かれて困るのはどうしてだろう?
という所から、
ちょっと嫌だなと思ってる?ともやっとしたら自分に問いかけてみたり。
それらを考えていくことで子供であれど、
一対一の対等な関係性の会話や
私自身も伝えたい言葉が生まれてくるのかな、ととりあえず今は考えながら自分と対話をしている所です。
子供から質問された時がチャンスなので、
親の言葉に耳を傾けにくい思春期の入り口に、そのチャンスを逃さない様にするべく。
性のことに限らず、
鋭い質問がかなり増えてきて
(戦争やテロ、差別、ジェンダーなどなど)
保留にしては私自身が自分と向き合ったり
そのことについて調べてからまた話したり、としていましたがとんでもなく時間を要します。
幼児期が終わったのも束の間、
親として、というより一大人として自分を問われる様な感覚に。
育児のシーズンが、移り変わっています。
出来るだけ会話をして意見を聞いてみたい。
押し付けない様に刷り込みを避けていきたい。
彼らは意志を持ち、言葉を交わせるのだから。
赤ちゃん期との大きな違い。
ドキドキしながら、
でもできるだけ素直な心で
必要な時に自分の言葉で話せる様に
準備したいなと思います。